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ノート :  
使用に際し、認識すべき事(薬事承認)
医療施設で使用される器械は厚生省より薬事承認を受ける必要がある。薬事承認は、機種ごとに行われ、通常機能水は、手指→機器消毒→人体への応用の順に行われているそうで ある。現在酸性水の生成器は一部強酸性水生成器が手指消毒のみ承認されているだけで、当然アシデントは、今後の承認を待たなければならない。しかし、未承認の機器でも、医師の責任において使用する場合はその限りではない。以前より話題になってい3MIX等と同様である。これまで述べてきた使用法は、これに従い、治療に使用する場合は、患者のインフォームドコンセントを必要とする。当院では待合いの掲示を持って、これに 充てている。逆に、待合い掲示のポスターは、医院の差別化にもつながると考える。薬事承認待ちとなっている事が、メーカーがこの様な事をパンフレットにうたえない理由である。
参考文献
1)舞田健夫ほか:電解中性水の金属腐蝕性について-強電解水との比較-.第6回強電解水歯科領域研究会講演抄録集,1997
2)町頭三保ほか:超電解イオン水が口腔内細菌へ及ぼす影響.第6回強電解水歯科領域研究会講演抄録集,1997
3) 川村浩樹ほか:歯肉縁上プラークに対する強酸性水およびソフト酸化水の影響.第7回強電解水歯科領域研究会講演抄録集,46-47,1998
4)加瀬智夏ほか:強電解酸性水を用いた手指の消毒効果について. 第6回強電解水歯科領域研究会講演抄録集,1997
5)山口理衣ほか:小児歯科臨床における超酸性水の応用とその基礎的研究について. 第6回強電解水歯科領域研究会講演抄録集.1997
6) 野正久雄ほか:電解水による歯科用器具の消毒とその腐食傾向.九州歯科学会誌,51巻6号784-799.1997
7)小園凱夫ほか:電解酸性水の歯科領域への応用.QDT,23(5):59-67,1998
8)柏原稔也ほか:各種細菌biofilmに対する電解水の殺菌、除菌効果. 第6回強電解水歯科領域研究会講演抄録集,1997
9)嶋田浩一ほか:ソフト酸化水および強酸化水の変異原性と細胞毒性について.第6回強電解水歯科領域研究会講演抄録集,1997
10)宮本浩子ほか:強酸性水の抗菌作用と細胞毒性.日口腔インプラント誌,10,40〜44,1997